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企業活動におけるチームワークは、個々の持つスキルや経験を結集することで相乗効果を高め、成果の最大化を目指すものです。
チームーワークを高める上では、協力体制が整っていることが重要ですが、その前提としてチーム単位でコミュニケーションがきちんと取れていることが挙げられるでしょう。
そこで本記事では、チームワークを高めるためのコミュニケーションのコツや方法について解説していきます。
目次
コミュニケーションがチームワークの向上に
チームワークとは、共通の目標を達成するためにメンバー同士で協力・連携し、個々の持つ能力を結集することでチームとしての力を最大化させるという意義があります。
チームワークを高めるうえで大事なのは、メンバー同士がサポートし合える環境です。
そのためには、互いに円滑なコミュニケーションが取れていることがベストといえるでしょう。
たとえば、メンバー同士の業務の進捗状況の共有や業務のフィードバックを定期的に行うなど、チーム全体の協力体制が整った環境では、コミュニケーションが活発になります。
コミュニケーションが円滑であれば、チーム内の信頼関係も
生まれるため、結果的に業務効率化や生産性向上にもつながるでしょう。
コミュニケーションを高めるコツ
チームワークの強化のために、コミュニケーションを高めるためのコツは以下の5つです。
1.メンバー同士が相手の話を聞く姿勢を持つ
2.個々の仕事の進捗状況を可視化する
3.平等に発言できる機会を提供する
4.定期的なフィードバックを行う
5.社内SNSなどのツールを活用する
それぞれ詳しく説明します。
1.メンバー同士が相手の話を聞く姿勢を持つ
コミュニケーションを高めるにはチームのメンバー同士で相互理解できている状態であることが前提です。
そのためには、お互いに相手の声に耳を傾け、話を聞く姿勢や態度を示すことが第一歩でしょう。
メンバーがそれぞれ傾聴力を持っていることで、チーム自体のコミュニケーション力も高まります。
2.個々の仕事の進捗状況を可視化する
コミュニケーションを高めるためには、メンバーそれぞれの仕事の進捗状況を可視化できるようになっていることも必要です。
業務を可視化できていれば、いざという時に、仲間がサポートしやすく、ミスが発生したときのカバーもしやすいというメリットもあります。
また、コミュニケーションを高めるというメリットだけでなく、業務効率や生産性のアップにも効果的です。
3.平等に発言できる機会を提供する
一部の人のみの意見が通るという環境では、円滑なコミュニケーションが取れているチームとはいえません。
とくに顕著なのが会議の場でしょう。
全員に発言機会があることで、新しいアイデアも生まれやすくなります。
会議で発言権のある人のみが話して会議が終わってしまうことがないように、会議の進行役やチームリーダーはフォローし、メンバー全員が平等に発言できる機会を設けることが大切です。
生産的で活発な意見交換ができるように意識しましょう。
4.定期的なフィードバックを行う
行われた仕事に対する評価や改善点をリーダーが各メンバーに伝えることも大切です。
その際にデータや数字で表れる成果だけでなく、結果までのプロセスやメンバーの考えなど、ヒアリングすることを心がけましょう。
メンバーのバックグラウンドや経験は様々です。
単なる数字を追いかけるだけでなく、リーダーがメンバーそれぞれと向き合う機会を設けることで、チームのコミュニケーション力アップにもつながります。
5.社内SNSなどのツールを活用する
コミュニケーションを高める手段として、ツールに頼るのも一つの方法です。
社内SNSなどのツールを活用すると、業務上で困ったことをチャット機能で相談できたり、スムーズにファイル共有できるといった便利な機能がそろっています。
ツールの活用により円滑なコミュニケーションが取りやすくなるので積極的に活用しましょう。
詳しくは、次項の「おすすめのコミュニケーションツール」にて解説していきますので、ご参考になさってください。
おすすめのコミュニケーションツール
コミュニケーションツールとは、日々の業務においてスムーズにコミュニケーションをとるためのツールです。
メールは簡単に送れないうえに、相手がいつ開封したかも分かりません。
しかし、コミュニケーションツールであれば、チャット機能でリアルタイムに気軽なやり取りが可能です。
また、チャット形式で会話できるだけでなく、ファイルやマニュアルの共有もできます。
以下では、機能別におすすめのコミュニケーションツールとその特徴をご紹介します。
1.チャット
チャット機能は、メッセージを気軽にやり取りできます。
メールアドレスや定型の挨拶などを入力する手間もかからず、1対1だけでなく、グループでコミュニケーションを取るのにも便利です。
プロジェクトごとにグループを作成することで、共通のトピックを一度に全員で共有できます。
チャットを利用する際におすすめなコミュニケーションツール
ツール名 | 特徴 |
Slack | ・世界150ヵ国以上の企業で導入されているビジネスチャットツール
・チーム別、プロジェクト別、顧客別などのチャンネルごとの会話ができる ・1,000以上の外部ツールと連携可能 |
Chatwork | ・日本企業が開発した純国産のビジネスチャットツール
・個別チャット、グループチャットで社内外の人との会話ができる ・期日と担当者を指定できるタスク管理も可能 |
2.ファイル共有
コミュニケーションツールにおけるファイル共有機能は、簡単にいえばオンラインストレージのようなものです。
書類や画像などのファイルをアップロードすることで、簡単にツール上で共有できます。
ファイル共有でおすすめなコミュニケーションツール
ツール名 | 特徴 |
notePM | ・ナレッジ共有に特化したファイル共有ツール
・検索に強く情報を整理しやすいのが特徴 |
Dropbox Business | ・必要なものが1カ所に集約されたシンプルなファイル共有ツール
・共同編集者とのアクセスやツール、コンテンツなど作業中に使うものを同じ場所で操作できる |
3.Web会議
Web会議システムでは、インターネットを使って音声と動画を共有し、リアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。
Web会議でおすすめのコミュニケーションツール
ツール名 | 特徴 |
Zoom | ・高画質かつ高音質、接続の安定についても評価の高いWeb会議ツール
・通話中に画面共有やホワイトボード機能が実装されている |
Googlemeet | ・アプリ不要で、ブラウザ上でWeb会議を開催できるツール
・他のGoogleサービスと連携でき、GoogleカレンダーやGmailを活用してWeb会議のリマインドやURLを共有できる |
4. プロジェクト管理
プロジェクト管理は、進捗管理やスケジュール管理、案件管理といった、プロジェクト進行に欠かせない様々な管理業務を効率化するのに役立ちます。
プロジェクト管理でおすすめのコミュニケーションツール
ツール名 | 特徴 |
monday | ・データ管理・コミュニケーションを一画面に集約・共有できるプロジェクト管理ツール
・36もの多様な機能を自由に組み合わせてグループウェア的な使い方ができる |
Asana | ・複雑なプロジェクトの進行に対応できるプロジェクト管理ツール
・タスクが別のタスクの完了を待機している状態を示す「タスクの依存関係の管理」機能が実装されている |
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企画
公開日:2023.07.04
一般的な「会議」には堅苦しいイメージが伴い、業務効率やコミュニケーションに課題があることも多いのではないでしょうか。
そこで現在、非日常的で開放感のある環境で行う「オフサイトミーティング」が注目を集めています。
自社にオフサイトミーティングを取り入れる場合、あらかじめ概要などを理解・把握しておくとスムーズな実施が可能です。
本記事では、オフサイトミーティングの目的やメリット・デメリット、開催のポイントなどを解説します。
これから実施しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
チームワークの構築とコミュニケーションを高めることは密接な関係にあります。
円滑なコミュニケーションができているからこそ、一人ひとりが個々のスキルを発揮しチームに貢献する関係性ができるからです。
チーム単位で強いチームワークが築かれていれば、次第に組織全体にも還元されます。
それだけにコミュニケーションは企業活動においては無視できないことなのです。
今回ご紹介したコミュニケーションを高めるためのコツや、コミュニケーションツールを積極的に活用し、チームワークの強化にお役立てください。