コラム
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イベントに関する様々な記事を掲載しています。参考になることなど、あなたの想いに応えます。
企業イベントは通常業務では得ることが難しいコミュニケーションやスキルアップだけでなく、社外への販売促進や業務拡大が期待できる重要な企画です。
そのイベントを興味関心を引くものにする秘訣は、ユニークなアイデアと考え方のポイントをしっかり理解することが大切となってきます。
本記事はオンライン、オフラインを交えて、人気の高いおすすめ企業イベントとその発想法について紹介していきますので、今後のイベント企画の参考にして頂ければ幸いです。
目次
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01
目的は明確に、内容に興味関心を
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02
定番企業イベント10選
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ー 社員総会
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ー 表彰式
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ー 展示会
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ー 運動会
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ー クイズ大会
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ー ゴルフコンペ
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ー 季節行事イベント
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ー キャンプ・バーベキュー
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ー 社員研修
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ー 社内旅行
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03
ユニークな企業イベント10選
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ー 駅伝・マラソン大会
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ー 誕生日イベント
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ー 町おこしイベント
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ー 芸術鑑賞会
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ー 俳句・川柳コンテスト
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ー グルメ系フェス
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ー アミューズメントパーク研修
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ー ウェビナー
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ー オンライン展示会
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ー ファンミーティング
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04
発想法でユニークなアイディアを
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ー ブレインストーミング
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ー 逆張り思考
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ー オズボーンのチェックリスト
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ー SCAMPER(スキャンパー)法
目的は明確に、内容に興味関心を
企業イベントを実りあるものにするには、イベント開催後に社員がどう変わって欲しいのかを明確にする必要があります。
そして、その目的を達成するためにも、社員が夢中になるような楽しい企画を把握して内容を精査することが欠かせません。
これから紹介する企業イベントの事例が、社員にどのような効果をもたらして、どう課題解決につながるかを確認していきましょう。
定番企業イベント10選
社員の交流や成長が期待できる企業イベントは様々あります。
その中でも、下記10個のイベントはやるべき定番とも言えるでしょう。
●社員総会
●表彰式
●展示会
●運動会
●クイズ大会
●ゴルフコンペ
●季節行事イベント
●キャンプ・バーベキュー
●社員研修
●社内旅行
オンライン、オフラインを交えて、各イベントにどんな特徴とメリットがあるのかを紹介していきます。
社員総会
社員総会は従業員全員が集まって企業のビジョンや方針戦略を共有する貴重なイベントです。
社員総会には従来おこなってきたオフライン総会と、近年増加傾向にあるオンライン形式があります。それぞれの総会には、以下2つの特徴があります。
- オフライン:会場の雰囲気とオンタイム交流が意欲をかき立て一体感を生む
- オンライン:入念な準備で、社員を楽しませるエンターテイメント性がある
今後社員にどのように変わって欲しいのかを明確にしたうえで、効果性の高いスタイルを利用するとよいでしょう。
表彰式
表彰イベントは社員の成果を評価するだけでなく、次こそはあの場に立ちたいというモチベーション向上の目的もあります。
リアルタイムで催す表彰式は非常に盛大ですが、オンライン表彰式もオフィス内の雰囲気や司会進行を工夫することで、テレビ番組のようなエンターテイメント性の高いイベントにすることが可能です。
展示会
展示会は、技術力の向上やモチベーションアップにつながります。
展示会といえばリアルタイムのみの商談が印象強かったですが、リモートワークが浸透してからはWeb上にリアル感のある疑似会場を設置することによって、より臨場感のある展示会を再現することができるようになりました。
また、オンラインの展示会はイベントが終了した後でも閲覧ができるので、アフターケアが優れているのも魅力的です。
運動会
運動会は社員のコミュニケーション向上とチームの一体感を生み出す、企業の定番イベントです。
運動をすることで感動や喜びを仲間と共有できるだけでなく、運動不足やストレス解消にもつながる利用効果が高いイベントといえるでしょう。
クイズ大会
クイズ大会は社内スペース、またはオンライン利用でコミュニケーションの向上が期待できる手軽な企業イベントです。
社内メンバーに関する問題やエンターテイメント性がある演出をすることで、従業員により親近感と一体感を持たせることが可能となります。
ゴルフコンペ
ゴルフコンペは企業イベントでは人気の高い行事となっています。
その大きな理由としては、ゴルフは年齢を問わずできるスポーツなので、上司と部下が交流をしやすいことがあげられます。
また、ゴルフコンペを催すことで運動不足解消にもつながり、リフレッシュ効果も見込めます。
季節行事イベント
企業の恒例行事を定番化させることは、社員のモチベーションを保ち、業務に取り組む意欲を向上させます。
その一例として、お花見や夏のビアガーデン、ハロウィンや年末年始の忘年会と新年会などの開催は、社員に季節の変わり目や充実感を意識させるのに重要な役割を果たすでしょう。
キャンプ・バーベキュー
人気が高い企業イベントにキャンプ・バーベキューがあります。
最近では道具や食材を現地に届けてくれたり、開催場で用意可能なところもあるので、予算や手間を軽減できて、いつでも誰でも参加しやすいのが大きな特徴です。
社員交流や協調性を手軽に養えるおすすめのイベントといえるでしょう。
また、運動会屋ではCAMPiece(キャンピース)という廃校を利用したキャンプ場を日本各地に提供しています。キャンプギアを豊富にご用意しておりますので、手ぶらでキャンプを実施することも可能です。
参考:CAMPiece|https://campiece.com/
社員研修
企業が大きくなるほど組織の統一が困難となりますが、社員研修によって社員全員の意識を一体化させ、士気を高めることができるようになります。
昨今ではオンライン研修が定着し、社員がどこにいても同じ研修を受けられるようになりました。
オフラインの研修も悪くないですが、より組織力を高めたい企業はオンライン研修がおすすめです。
社内旅行
多くの企業で実施している社内旅行は、社員同士の親睦をより深めるためのビッグイベントです。
社員のスケジュールや費用調整が難しいため、簡単に実施することはできませんが、プランによっては社員のスキルアップにもつながるので、しっかりとした目的を考えておこなうとよいでしょう。
ユニークな企業イベント10選
定番の企業イベント以外にもクリエイティビティあふれた行事が様々あります。
下記10個は手軽におこなえて、高い効果が期待できるユニークなイベントなので、今後のイベント企画の参考にしてみてください。
●駅伝・マラソン大会
●誕生日イベント
●町おこしイベント
●芸術鑑賞会
●俳句・川柳コンテスト
●グルメ系フェス
●アミューズメントパーク研修
●ウェビナー
●オンライン展示会
●ファンミーティング
駅伝・マラソン大会
駅伝・マラソン大会はスポーツ系イベントの中でも、社員の一体感を生み出しやすい行事です。
チームで協力しあってつなぐたすきは仲間の絆をより深め、走り終わった時には言葉ではあらわすことができない信頼関係を築くことができるでしょう。
誕生日イベント
社員の誕生日を社員全員で祝うイベントは、メンバー同士の交流機会とモチベーション向上につながります。
小人数の企業は各社員の誕生日イベントを個別におこない、大企業の場合は月ごとに実施するとよいでしょう。
町おこしイベント
町おこしなどの社会貢献イベントは、社員の人間成長に大きくつながります。
社会貢献の経験が、社内の勤務態度や仕事内容をより良いものに変化させていくでしょう。
芸術鑑賞会
芸術鑑賞会のイベントは、リラクゼーション効果や多角的な視点を養うことができる非常に魅力的な催しです。
ジャンルによっては、社員同士で感動を共有して一体感を生み出すイベントでもあるので、目的を定めて企画をするのがおすすめです。
俳句・川柳コンテスト
歌を詠んで、より多くの票を獲得した人が表彰されるイベントです。
今まで培ってきた経験を俳句や川柳にすることは、社員の感性を磨くことにもつながり、より豊かな人生を育むことが期待できます。
グルメ系フェス
各地域の食べ物が集結するグルメ系フェスに参加することで、地域のグルメを楽しみながら気分をリフレッシュすることができます。
また、新しくて珍しい味を社員同士で共有する機会は、コミュニケーションの活性化にもつながり、いつも以上に良い関係を築くことができるでしょう。
アミューズメントパーク研修
日本の遊園地には研修プランを提供している施設があります。
テーマパークで働くスタッフの行動や仕組みを実際目にすることで、主体性や行動力を育むことを期待できるのが特徴です。
また、いつもと違った視点から施設を見ることで、テーマパークをより一層楽しめる利点もあります。
ウェビナー
ウェビナーは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語であり、インターネットの環境さえあればいつでも参加可能な手軽なイベントです。
ウェビナーは場所や人数の制約がないので、交流のチャンス増加に合わせて、これまで対面式では開拓できなかった顧客獲得が大いに期待できるのが魅力となっています。
オンライン展示会
オンライン展示会はバーチャルな仮想空間で催されるイベントなので、社員や顧客の情報共有を低コストでいつでもどこでも開催できることが大きなメリットです。
イベントはすべてオンライン上で完結するので、参加者のデータ取得や分析もしやすく、今後の課題解決がより明確となるでしょう。
ファンミーティング
芸能人などの著名人や企業と交流できるファンミーティングは、情報提供だけでなく、企業やブランドが発信する価値観を参加者に共有させるための重要なイベントです。
昨今ではファンミーティングをオンライン化して情報量を増やし、参加者の価値観を多様化させています。
発想法でユニークなアイディアを
ユニークな企画アイデアをひらめかせるには、発想法を知っておくと便利です。
下記5つは誰でも簡単におこなえるおすすめの方法なので、参考にしてみてください。
●KJ法
●ブレインストーミング
●逆張り思考
●オズボーンのチェックリスト
●SCAMPER(スキャンパー)法
ブレインストーミング
ブレインストーミングは、複数人のグループでアイデアを出し合う手法です。
ブレインストーミングを利用する大きなメリットは、個人では考えつきもしなかった斬新的なアイデアを発見することが可能となる点です。
また、ブレインストーミングは個人の能力をアップするだけにとどまらず、メンバー全体の生産性向上も期待できるので、プロジェクト企画にはおすすめの方法といえるでしょう。
逆張り思考
逆張りの思考法は、固定観念や先入観を新しい発想に転換する発想法です。
この発想法は世の常識や当然と考えられている事柄をあえて逆に考えることで、誰も土俵に立っていないブルーオーシャンを見つけることが可能となります。
同業他社がいないので不安材料は多いですが、成功すれば大きな成果を得ることができるでしょう。
オズボーンのチェックリスト
オズボーンのチェックリストとは、ブレインストーミングの発案者A・F・オズボーン氏が生み出した方法で、下記9つの視点を利用します。
- 転用:他の使い道を探す
- 応用:類似物を探す
- 変更:変えてみる
- 拡大:拡大してみる
- 縮小:縮小してみる
- 代用:置き換える
- 再配置:配置や並びを変えてみる
- 逆転:逆にしてみる
- 結合:組み合わてみる
企画のテーマが決まったら、上記9つのリストに無理やりアイデアをひねりだして埋めていくことで、思いもよらない発想が浮かぶことがあります。
SCAMPER(スキャンパー)法
SCAMPER(スキャンパー)法は、オズボーンのチェックリストを覚えやすいように改良した発想法です。
「SCAMPER」の由来は、下記7つの質問の頭文字から来ています。
S:置き換える(Substitute)
C:組み合わせる(Combine)
A:当てはめる(Adapt)
M:修正してみる(Modify)
P:他の使い道を探す(Put other purposes)
E:余計なものを削る(Eliminate)
R:並び替える、逆にする(Rearrange/Reverse)
SCAMPER法を活用するメリットは、オズボーンのチェックリストよりも短時間でアイデアを量産できることです。
オズボーンのチェックリストは9つのリストに無理やりアイデアを埋めるため、膨大な時間と労力が必要ですが、SCAMPER法はベースとなる質問に対してアイデアを出すだけなので、急を要する企画には非常に効果的な方法といえるでしょう。
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公開日:2023.07.04
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これから実施しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
企業イベントには様々な選択肢があり、状況と目的に応じてどれが社員にとって有意義となるかを見極めなければいけません。
自社での見極めが困難な場合は、業者を利用して手間や負担を減らすこともおすすめです。
参加人数や規模に合わせて、無理のない範囲で満足度の高い企業イベントをおこなっていきましょう。