コラム
column
イベントに関する様々な記事を掲載しています。参考になることなど、あなたの想いに応えます。
新入社員が入社後はじめて行うイベントに入社式があります。
入社式は企業の社風や規模によって様々ですが、せっかく式を行うなら新入社員の記憶に残る印象的なものがおすすめです。
そこで今回は新入社員が「入社して良かった」と喜んでもらえるような、記憶に残るユニークな入社式の企画を紹介していきます。
入社式の企画を検討されている方は、本記事の内容を参考にして頂ければ幸いです。
目次
-
01
入社式をおこなう目的
-
ー 一社員としての自覚・責任を持たせる
-
ー 企業と新入社員のコミュニケーションを深める
-
ー エンゲージメントを向上させる
-
02
ユニークな入社式で新入社員の心をつかもう
-
ー ユニークな発想は会社への愛着に
-
ー 新入社員同士の結束力も強化できる
-
ー 社内コミュニケーションの促進に
-
ー 離職防止にも繋がる
-
03
ユニークな入社式事例10選
-
ー 1.運動会入社式
-
ー 2.サイクリング入社式
-
ー 3.ウェディングスタイル入社式
-
ー 4.靴磨き入社式
-
ー 5.家族同伴入社式
-
ー 6.アイロンがけ入社式
-
ー 7.旅館入社式
-
ー 8.水中入社式
-
ー 9.仮装入社式
-
ー 10.ファッションショー入社式
入社式をおこなう目的
企業がわざわざ多くの新入社員を集めて入社式を行うのには、3つの目的があります。
●一社員としての自覚・責任を持たせる
●企業と新入社員のコミュニケーションを深める
●エンゲージメントを向上させる
それぞれの目的の詳細を確認していきましょう。
一社員としての自覚・責任を持たせる
入社式を行う最大の目的は、いままで学生だった新入社員に企業の一員として自覚と責任を持たせることです。
式典では経営陣のトップである社長や役員からの祝辞、新入社員の決意表明などを行いますが、これらの行為は新入社員に企業の看板を背負って立つという、社会人としての意識を高めさせる意味があります。
企業と新入社員のコミュニケーションを深める
入社式は企業の方針を、企業と新入社員で確認し合える場です。
新入社員の不安や緊張は「お互いのことを何も知らない」ことから始まります。
式典に同席している先輩社員と新入社員のコミュニケーションを深めることで、その不安を解消することができるでしょう。
エンゲージメントを向上させる
入社式をすることは、企業への愛着を高めたり、思い入れを再認識させる機会につながります。
企業のビジョンを理解することで、「この企業に貢献したい」、「企業でこんな自分になりたい」というイメージが湧き、新入社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮することが期待できるでしょう。
ユニークな入社式で新入社員の心をつかもう
企業によって様々な入社式が実施されますが、新入社員の心をつかむユニークな入社式を催すことで、企業側にも以下のようなメリットがあります。
●ユニークな発想は会社への愛着に
●新入社員同士の結束力も強化できる
●社内コミュニケーションの促進に
●離職防止にも繋がる
それぞれの詳細について確認していきましょう。
ユニークな発想は会社への愛着に
ユニークな入社式を実施すると、会社への愛着精神が生まれることがあります。
発想が豊かで面白い会社は内定者にとって非常に魅力的に見えるので、第一印象で新入社員の心をしっかりとつかむことが大切です。
新入社員同士の結束力も強化できる
入社式にユニークなアイデアを取り入れると、新入社員同士の結束を強めることができます。
例えば、コミュニケーションを取らなければミッションが達成できないプログラムなどを式典に組み込むことで、社員のチームワークを築くことも可能です。
社内コミュニケーションの促進に
既存社員と新入社員が交流しやすいように式典を工夫することで、社内のコミュニケーションを円滑にすることができます。
業務ではなかなか取りにくいタテのコミュニケーションですが、役職や部署の垣根を超えたイベントを一緒に行うことは、早い段階で絆を深められるチャンスとなるでしょう。
離職防止にも繋がる
ユニークな入社式を行うことは、新入社員の入社意欲を向上させるだけでなく、入社するまでの離職防止にもつながります。
入社式が面白そうなものであれば、入社までの不安を取り除くことができ、高い業務意欲を保ったまま仕事に取り掛かることができるでしょう。
ユニークな入社式事例10選
記憶に残るユニークな入社式を企画することで、新入社員のモチベーションを大きく高めることができます。
今から紹介する10種類の入社式事例が、今後の企画の参考となれば幸いです。
1.運動会入社式
運動会入社式は、新しい環境に慣れない新入社員たちにリラックスした状態で絆を深めてもらう式典です。
運動を通して結束するチームワークは、実際の仕事でも応用できるメリットがあります。
2.サイクリング入社式
自転車販売企業では、上司と新入社員のコミュニケーションを取りやすくするために、「サイクリング入社式」を行っています。
自社製品を利用してのサイクリングは、社員同士のコミュニケーションの向上だけにとどまらず、製品へのこだわりを意識させることができるでしょう。
3.ウェディングスタイル入社式
ブライダル企業では、運営している結婚式場を利用して「ウェディングスタイル入社式」を行っています。
入社式のプログラム進行を実際の結婚式のような流れにすることで、現場の「おもてなし」について身をもって体験できるのが大きな魅力です。
4.靴磨き入社式
靴のクリーニング商品を販売する企業では、「靴磨き入社式」が行われています。
自社製品を使って靴磨きをする入社式は、企業への愛着を育ませるだけでなく、新入社員と先輩社員のコミュニケーションを図ることができるでしょう。
5.家族同伴入社式
近年注目されている入社式に「家族同伴入社式」があります。
賛否両論の意見がありますが、入社式に家族が出席していることは新入社員にとって非常に心強いです。
また、家族を同伴させることで、堅苦しい入社式が心あたたまるものになるでしょう。
6.アイロンがけ入社式
宅配クリーニング企業では、先輩からアドバイスをもらいながらアイロンをかける、「アイロンがけ入社式」を行っています。
社長や先輩社員のシャツをアイロン掛けすることで、今後取り組む現場の心を意識させることができるでしょう。
7.旅館入社式
新入社員の同期同士や先輩社員が絆を深めやすくするために、「旅館入社式」を行っている企業があります。
和のあたたかさに包まれて行う式典は、入社式独特の堅苦しい雰囲気を緩和させ、ほどよい緊張感の中で効果的にコミュニケーションを図ることが期待できるでしょう。
8.水中入社式
水族館で行われる珍しい入社式に「水中入社式」があります。
大好きな水の生き物たちに囲まれて辞令を渡されることは、新入社員にとってこれ以上にないモチベーションアップとなるでしょう。
また、来館者も見られる入社式は話題性があるので、企業側としても大きな宣伝効果が見込めます。
9.仮装入社式
特定のキャラクターに扮装して行う「仮装内定式」は、新入社員に大きなインパクトを与えます。
コンテンツがユニークであるほど、新入社員のやる気を引き出し、発想力を高めることもできるでしょう。
10.ファッションショー入社式
アパレル関連企業では、常にトレンドを追いかけて欲しいという願いから「ファッションショー内定式」を行っています。
式典は社員の推しポイントを含む服装で参加し、ファッションショーを行うスタイルです。
企業側は新入社員の個性と強みを理解でき、新入社員は士気を高めて今後の仕事に取り組むことが期待できます。
HASHTAGS
最新記事
企画
公開日:2023.07.04
一般的な「会議」には堅苦しいイメージが伴い、業務効率やコミュニケーションに課題があることも多いのではないでしょうか。
そこで現在、非日常的で開放感のある環境で行う「オフサイトミーティング」が注目を集めています。
自社にオフサイトミーティングを取り入れる場合、あらかじめ概要などを理解・把握しておくとスムーズな実施が可能です。
本記事では、オフサイトミーティングの目的やメリット・デメリット、開催のポイントなどを解説します。
これから実施しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
入社式は新入社員が社会人としてスタートする特別な日です。
新入社員が企業に入社して良かったと思えるような、記憶に残るユニークな入社式を企画して、ファンをどんどん増やしていきましょう。
魅力ある入社式は自社のファンを増やすだけでなく、社員の結束力や離職防止にもつながるので、本記事で紹介した事例を参考にユニークな企画を考えてみてはいかがでしょうか。