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イベントに関する様々な記事を掲載しています。参考になることなど、あなたの想いに応えます。
企業に貢献した社員を称賛する表彰式・アワードは、オンラインでも開催可能ということをご存知でしょうか。
オンラインでの表彰式・アワードとはどのような内容なのか、またどうやって開催するのか知りたい方も多いかもしれません。
今回の記事では、開催する目的やメリットから効果のある方法まで、オンラインでの表彰式・アワードについて詳しくご紹介します。
目次
オンライン表彰式とは
リモートワークなどが浸透した昨今、モチベーションの向上につながるとして特に注目されているのが、「オンライン表彰式」です。
オンライン表彰式とはオンライン上で行う表彰式のことを指し、すべてオンラインで行うケースと、リアルとオンラインのハイブリッド型で行うケースがあります。
Web上での配信を通して行うため、会場に集合する必要はなく、自宅やオフィスなどどこからでも参加・視聴できる点が特徴です。
進む式典のオンライン化
ここ数年のコロナ禍によって大人数での集まりが難しくなり、表彰式をはじめとする多くの式典が中止や延期を余儀なくされました。
一方、リモートワークの浸透により、業務だけでなく研修や社内イベントなどもオンラインで開催することが一般的になりつつあります。
式典に関しても、人と人との接触機会がほとんどないオンライン化の需要が高まっていると言えるでしょう。
今注目のオンラインアワード
オンライン表彰式だけでなく、「オンラインアワード」も大きな注目を浴びています。
オンラインアワードは、一般公開されるものが多いですが、企業内でも多く実施されているイベントの一つです。
毎年行われることが前提のアワードは、中止が困難と言えるため、コロナ禍においてもオンラインでの開催がいち早く広がりました。
また、お祝いムードを全面に出す凝った演出のアワードとオンラインとの相性が抜群、ということも人気の一因となっています。
表彰式を行う目的
それでは、表彰式にはどのような目的があるのでしょうか。
ここでは、表彰式を行う目的について解説します。
社員のモチベーションの向上
表彰式は、企業が社員の仕事ぶりや成績を褒め称える場ですが、社員のモチベーションを上げるという目的もあります。
感動的な演出で行われる表彰式では、受賞者だけでなく参加者全員の士気が上がるものです。
社員は「表彰式で表彰される」ことが目標となり、ふだんの業務でのやる気が向上します。
エンゲージメントの向上
エンゲージメントの向上も、表彰式の目的の一つです。
表彰された社員は、自分の成果を企業から評価されたと感じるため、信頼感が増す効果が期待できます。
また、表彰式の中では、経営者が表彰の理由や経営理念を語る場面があります。
ふだん聞けない経営者からの言葉は、社員の自社への信頼と絆の構築に役立つものです。
結果的にエンゲージメントが向上し、業績向上や離職率低下につながるでしょう。
オンライン表彰式のメリット
次に、オンライン表彰式を行うメリットを紹介します。
オンラインでの表彰式のメリットは、下記の4つです。
●参加がしやすい
●オンラインならではの演出ができる
●経費の削減
●アーカイブが残せる
それぞれ詳しく説明します。
参加がしやすい
オンラインでの表彰式の一番のメリットとして、参加のしやすさが挙げられます。
ネット環境とパソコンなどの端末があれば、どの場所からでも表彰式に参加できるため、会場に行く必要がありません。
また、一緒に視聴することで家族の参加も可能です。
自分の活躍や成果を家族に知ってもらえる良い機会になります。
オンラインならではの演出ができる
オンラインならではの演出ができるのもメリットと言えます。
例えば、オンライン表彰式ではチャットツールを活用して、双方向のコミュニケーションが可能です。
従来の表彰式の場合、司会や演説を行う人以外の発言はあまりありませんが、オンラインでは参加者が自由にコメントを投稿して発言することができます。
他にも、派手な背景に設定したり、画面を自在に切り替えたりなど、さまざまな工夫が行えます。
経費の削減
オンラインで行うことで、会場の費用や社員の交通費といった経費を抑えられるのも大きなメリットです。
仮想空間での開催のため、物理的な負担がほぼかからず、準備や演出をラクに進められます。
アーカイブが残せる
表彰式の配信は、アーカイブ機能を使って動画コンテンツとして残しておくことが可能です。
当日の時間に都合が合わなかった社員も、後日アーカイブで表彰式の様子が視聴できます。
こういった利便性の高さも、オンライン表彰式ならではのメリットと言えるでしょう。
注目されるオンラインアワードとは
一般的に、企業の認知度を向上させるために行われる「アワード」ですが、近年では企業内イベントとして開催するケースも増えてきています。
特にオンラインで開催することで、誰でも見られる利便さや派手な演出も相まって、話題になる場合も多いです。
今注目されているオンラインアワードについて、詳しく見ていきましょう。
配信の種類と方法
オンラインアワードにはさまざまな配信の種類や方法があります。
それぞれについて紹介します。
配信の種類
配信の種類として下記の2つが代表的です。
●ライブ配信型
●オンデマンド型
それぞれどのようなものなのか、詳しく説明します。
ライブ配信型
ライブ配信型は、授賞式の様子をオンラインでリアルタイム配信する形式です。
受賞者も視聴者もみんなが同じ時間を共有でき、視聴者の反応をコメントなどで反映することで盛り上がりやすい点が特徴です。
現在、オンラインアワードと言えば、この形式が主流になっています。
ただし、あくまでリアルタイムで視聴することが前提なので、海外で時差があるなど参加しづらい人が出る可能性があります。
その場合は、配信時間に考慮する必要があるでしょう。
オンデマンド型
オンデマンド型は、あらかじめ撮影しておいた動画を一定期間配信する形式です。
ライブ配信型と違い、収録後の編集が可能なので、画面の演出にこだわれる点がメリットです。
また、リアルタイムではなく好きな時間にいつでも視聴できるため、視聴者側にとっても大変便利な形式と言えます。
その一方、一体感や視聴者の反応による盛り上げ演出が難しいといった側面もあります。
配信の方法
配信の方法として主に挙げられるのは、下記の2つです。
●ビデオ配信ツール
●動画配信ツール
それぞれ解説します。
ビデオ会議ツール
よく使われる方法として、ZoomやTeams、Webexなどさまざまな「ビデオ会議ツール」を利用して配信する方法があります。
ビデオ会議ツールでは、双方向ならではのコンテンツが盛り込めるため、チャット機能で発言してもらったり、受賞者への質問コーナーなどを設けたりすることが可能です。
また、ふだん業務で使っているツールなので、スムーズに視聴できるのも大きなメリットです。
ただし、ツールによっては配信できる画質やレイアウト、参加人数などに制限があるため、あらかじめ調べておくことが重要になります。
外部公開をせず参加者が限られるタイプのオンラインアワードでは、こちらの方法を使うケースが多いです。
動画配信ツール
YouTube Liveやvimeoなどの動画配信ツールを使って配信する方法も主流になってきています。
動画配信ツールを使う方法では、ビデオ配信ツールよりも高画質で、大人数の視聴者でも安定した配信が可能です。
社員数が多い企業で使う時や一般にも公開したい場合は、こちらがおすすめと言えるでしょう。
一方、あくまで動画配信に特化しているため、双方向のやり取りをする機能はついていない点に注意する必要があります。
企業アピールとして開催したい場合は、この方法がおすすめです。
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公開日:2023.07.04
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まとめ
表彰式やアワードの開催は、社員のモチベーション向上に大変効果的です。
オンラインで表彰式・アワードを行う際は、その目的を明確にし、オンラインならではの特徴やメリットを把握しておくと良いでしょう。
また、ケースに応じた種類や方法を適切に選択することが大切です。
ぜひ、今回の記事を参考にして、オンライン表彰式・アワードを自社で行えるか検討してみてください。