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イベントに関する様々な記事を掲載しています。参考になることなど、あなたの想いに応えます。
企業の業績向上に貢献した社員を称えるイベントの表彰式。
表彰式は受賞者の功績を称えるための式典ですが、表彰される社員や開催目的によって演出に必要な備品や機材が異なってきます。
これらすべてを自社で用意できるのならば問題はありませんが、大きな表彰式の場合は大掛かりなうえに費用もかかってしまいます。
そこで注目したいのが表彰式のレンタル品です。
本記事では表彰式のレンタル品にスポットを当て、表彰式を成功させるために必要な備品や機材のご紹介をいたします。
目次
表彰式の目的
受賞者の功績を労う表彰式ですが、表彰式の最大のゴールは以下のような「場」をつくることにあります。
●受賞者を称え、次期のモチベーションアップにつなげる
●企業の評価基準の理解と方向性を示す
●参加者全員の士気を高める
●普段交流のない部署や社員への関心を高める
受賞者の姿を見て、参加者に「自分もいつか表彰されたい!」と思わせることができれば表彰式は大成功といえるでしょう。
また、表彰式は代表者の考えを社員に共有する狙いもあります。
代表者が表彰の理由を説明することで、これから会社が進むべき方向性や従業員との絆を深めることが可能です。
このような目的を達成するためにも、表彰式の演出はしっかり考えたほうがよいでしょう。
レンタル品を使うメリット
表彰式を実りある式典にするためには、備品や機材にこだわりを持つことが大切です。
しかし、質の高い表彰式を自社でおこなおうとすると、多くの時間と費用がかかってしまう可能性があります。
そこでおすすめなのが、表彰式のレンタル品です。
表彰式に必要な備品や機材をレンタルすることで、企業は以下3つのメリットがあります。
●経費削減
●備品の管理不要
●マンネリ化を打破
イベントに使う備品や機材を企業がすべて負担しようとすると、多くの費用がかかる上、継続的な管理が必要となってきます。
しかし、備品や機材をレンタル品でそろえれば、少額の費用で表彰式を開催でき、管理スペースも無駄なく利用することが可能です。
また、レンタル品を利用することで、開催目的に合ったバラエティ豊かな表彰式をおこえるので、イベントのマンネリ化も打破できます。
以上3つの視点から、表彰式はイベント用品のレンタル業者をうまく利用した方が大きなメリットを得られることが多いです。
表彰式に必要な備品・機材
表彰式の目的や方向性によって、演出に必要な備品や機材は異なってきます。
これから紹介する内容は、表彰式を盛り上げるために最低限手配すべき演出道具の一覧です。
今後のイベント企画進行のアイデアとしてお役立てください。
設備系
参加者に心地よい空間を提供するためには、照明設備や音響設備のチェックを念入りにする必要があります。
日頃からメンテナンスをおこなっている会場であれば、当日に不具合を起こすことはめったにありませんが、使用方法がわかっていないとヒューマンエラーが起こる可能性があります。
不測の事態が起こらぬよう、企画しているプログラムをどのように演出したらいいのか事前にシミュレーションしておくとよいでしょう。
また、オンライン表彰式では通信環境も合わせてチェックしておくことをおすすめします。
演出系
表彰式は目的や方向性に合わせて、静粛な場面、盛り上げる場面、感動的な場面などの演出が必要となってきます。
それらの演出を成功させるためには、以下3つが欠かせません。
●音響
●照明
●司会者
会場の雰囲気に合わせた照明やBGMは、参加者のテンションをコントロールする大きな役割を果たします。
そして、プログラムを進行する司会者は、その場の雰囲気や主催者の気持ちを読み取って、会場全体をコントロールすることができます。
オフライン表彰式で特別感を出したい場合は、カメラマンを手配するとさらに参加者のテンションを上げることができるでしょう。
備品系
備品については、表彰式の規模によって用意するものが異なります。
最低限必要な備品の一例を紹介しますので、ご参考ください。
●有線マイク
●プロジェクター
●スクリーン
●白板
●吊看板
●壺花
●胸章リボン
●黒盆
●ステージ
●司会台
●金屏風
豪華絢爛な表彰式をしたいのなら、上記に加えて深紅のカーペットや表彰カップなどを利用すると参加者のモチベーションはさらに上がるでしょう。
オンライン表彰式では、グリーンバックを利用して受賞者にふさわしい背景に工夫すると効果性の高い表彰式になります。
表彰式を成功させるポイント
表彰式は受賞者だけでなく、参加者もイベント演出に大きな期待をしています。
「今年頑張ってよかった!」と思えるような素晴らしい表彰式にするためにも、下記3つのポイントをしっかりとおさえておきましょう。
●目的や方向性を明確にする
●参加者が楽しめる演出、表彰をする
●自社と外注を使い分ける
目的や方向性を明確にする
表彰式の企画をする際は、「何のために」または「誰のために」実施するのかを明確にすることが大切です。
そして、表彰式の目的に合わせて厳粛にするのか、それともにぎやかにするのかなどの方向性も決めていきます。
目的や方向性が明確になることで、表彰式のプログラムや会場の設備・装飾のイメージがしやすくなり、表彰式の完成度も高くなるでしょう。
参加者が楽しめる演出、表彰をする
表彰式は様々な企業イベントの中でも、一生に一度の晴れ舞台といえるビッグイベントです。
この重要な催しを成功させるために、運営側には「特別な演出」が求められます。
例えば、受賞者の気持ちを高ぶらせる「ランウェイ」や「スポットライト」演出、参加者を楽しませる「サプライズ表彰」などは、社員に大きなインパクトを与え、今後のモチベーションアップにもつながるでしょう。
参加者に「頑張ってよかった!」、「私も表彰されたい!」と思われるようなユニークなアイデアや舞台づくりを計画することが成功の近道となります。
自社と外注を使い分ける
企画の実施段階に入ると、会場の設備や機材、備品などの手配をします。
表彰式の規模によって必要な道具や演出方法は異なりますが、特別な演出を求められる表彰式ではその道のプロに業務をまかせたほうが成功する可能性が高いです。
特に大規模な表彰式の場合は、音響や照明、イベントを盛り上げる司会者が演出の行方を大きく左右するので、プロに依頼した方が満足度の高いイベントになるでしょう。
業者に依頼することで多少の費用はかかりますが、スムーズなイベント進行や非日常感を与えるパフォーマンスは、きっと参加者の心を揺り動かすものとなるはずです。
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公開日:2023.07.04
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まとめ
今回は、レンタル品を活用し効果の高い表彰式を行うために必要な備品や機材の紹介をさせていただきました。
演出道具の利用価値は表彰式の目的や方向性によって大きく変わってきますので、自社ですべて執り行おうとせずに、レンタル品を上手に利用することがおすすめです。
また、自社と外注の使い分けを上手くすることができれば、費用の削減だけでなく、参加者のモチベーションアップにもつながるでしょう。