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イベントに関する様々な記事を掲載しています。参考になることなど、あなたの想いに応えます。
社内イベントに欠かせない表彰式。
せっかく表彰式を開催するなら、社員の心に残る表彰式にしたいですよね。
そこで今回は、表彰式を運営していく上で確認すべきこと、気を付けることなど、効果の高い表彰式を開催するためのポイントをまとめました。
目次
表彰式をおこなう目的を再認識しよう
表彰式をより有意義なものにするため、まずは初心に返って、表彰式をおこなう目的を再認識しましょう。
表彰式をおこなう目的として多くの企業で共通するのは、以下の3つです。
●社員のモチベーションアップにつながる
●会社の求めるものを共有してもらい、方向性を整える
●交流がない部署への関心を掻き立てる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
社員のモチベーションアップにつながる
表彰式をおこなう目的として最も大きいのが、社員のモチベーションアップです。
表彰式では、会社の売上に大きく貢献し、模範となる働きをした社員が表彰されます。
表彰された社員本人は、ほかの社員の前で自分の働きを評価されたことが自信につながり「来年も表彰されるように頑張ろう」というモチベーションへとつながるでしょう。
モチベーションがアップするのは、表彰された社員だけではありません。
表彰式には、表彰されない社員も参加します。表彰された社員が残した成果を目の当たりにして「自分も頑張らなければ」という思いになる社員も多いでしょう。
表彰式は、表彰される社員も、されない社員も、参加者全体のモチベーションアップへとつながるのです。
会社の求めるものを共有してもらい、方向性を整える
表彰式は、会社が社員に何を求めているのか共有し、会社全体の方向性を整えるという目的もあります。
営業成績がよかったり、売上に大きく貢献したりと、数値をもとに表彰されるのはとてもわかりやすいです。
しかし企業によっては、”働き方”や”会社での在り方”など、業績や売上などの数値では表せない部分を表彰項目に含めていることもあるでしょう。そんな”数値では表せない表彰基準”こそ、会社が社員に何を求めているのかを共有するチャンスです。
たとえば、新人教育に力を入れ、会社に貢献できる人材をどんどん育成したいのであれば「新人教育賞」、育成された新人を対象とした「新人賞」などがあると、社員に新人教育の重要性をアピールできるでしょう。
ほかにも、いつも前向きに業務にあたっている社員を讃える「ポジティブ賞」や、失敗を次につなげられた社員を讃える「失敗を生かせたで賞」など、自社に合った表彰項目を作ってみてください。
このように、ただ数値を反映した表彰項目だけでなく、数値では表せない表彰項目を設けることで、会社が社員に求めるものを共有でき、会社の方向性を整えられるのです。
交流がない部署への関心を掻き立てる
規模が大きな企業では、交流がない部署がいくつかあるはずです。表彰式では、そんな交流がない部署のことを知り、さらに関心を持たせるという目的もあります。
表彰式をきっかけに他部署のことを知り「実は自分たちを支えてくれている部署だったんだ」「この部署があるから会社が動いているんだ」など、新たな気づきを得られるかもしれません。
表彰式を成功させる運営ポイント
表彰式の目的を再認識したところで、表彰式を成功させる運営ポイントを押さえておきましょう。
ポイントは以下の3つです。
●特別感を出し、印象に残る装飾や演出をする
●受賞者がスピーチする場を設ける
●非受賞者が表彰されたくなるようなコンテンツを盛り込む
それぞれ詳しく見ていきましょう。
特別感を出し、印象に残る装飾や演出をする
司会が表彰式を進行し、受賞者を順番に表彰していくだけの淡々とした表彰式では、社員の印象に残りません。
表彰式を成功させるには、表彰式というイベントが”特別”なんだということを社員に認識させることが大切です。そのために、表彰式では印象に残る装飾や演出をしましょう。
たとえば、映像と音楽はさまざまなシーンで印象深い演出を作れます。
表彰式が始まる前に、オープニングムービーを流せば「これから表彰式が始まるんだ」という緊張感やワクワク感を与えられます。
受賞者発表のときに「受賞者は誰なんだろう?」と参加者がワクワクするような映像を流したり、受賞者が舞台に出るときに受賞者のプロフィールや人柄をまとめた映像を流したりすると、より盛り上がるでしょう。
映像と音楽による演出は、参加者の目を惹き付けられるのです。
ほかにも、受賞者が歩く通路にレッドカーペットを敷いたり、舞台に上がった受賞者をスポットライトで照らしたりと、盛り上がる演出はどんどん取り入れましょう。
また、会社の規模や予算にもよりますが、社内のスペースではなく、イベントホールなどの会場を押さえるのも”特別感”を持たせるために効果的です。
特別感があって印象に残る演出は、表彰式成功への大きな近道になります。
受賞者がスピーチする場を設ける
表彰式では、受賞者がスピーチする場を設けましょう。
受賞者が日々どんなことを考えながら業務にあたっているのか、参加者も、そして会社の経営陣も、受賞者の思いを知れるチャンスです。
また、受賞者が表彰されるまでに業務内でおこなってきたことを共有すれば、社員全体のスキルアップにもつながるでしょう。スピーチをする受賞者自身も、受賞者としての誇りを持つことができ、これからの業務にも力を入れるはずです。
参加者、経営陣、受賞者それぞれにメリットがある受賞者のスピーチは、ぜひ設けることをおすすめします。
非受賞者が表彰されたくなるようなコンテンツを盛り込む
表彰式を成功させるには、非受賞者が「次は表彰されるように頑張ろう」と思えるようなコンテンツを盛り込むことが大切です。
たとえば、豪華な記念品を用意したり、社内で使える特典を用意したりするのがいいでしょう。最近は、社名やロゴが入ったタンブラーやペンなど、実用的な記念品も人気があります。
記念品や特典を用意するときは、受賞者以外の参加者が「自分も欲しい」と思うような記念品や特典にするのがポイントです。
そして受賞者以外の参加者が次の表彰に向けて頑張ることで、業務の生産性が上がり、会社の利益にもつながるでしょう。
表彰式の運営に不安な時はプロに依頼!
ここまで、表彰式を成功させるための運営ポイントを紹介してきました。しかし中には「盛り上げる演出を自社で用意できる自信がない」など、不安を感じる企業のご担当者もいるでしょう。
そんな企業は、企業のイベント運営をおこなうプロに依頼するのがおすすめです。
プロのイベント会社なら、企業のニーズに合った表彰式のカタチを提案してくれて、さらに映像や音楽を使った演出もお任せできます。
自社の特徴を生かしながら、クオリティの高い表彰式が開催できるでしょう。
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公開日:2023.07.04
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まとめ
会社の表彰式を成功させる運営ポイントを紹介しました。
表彰式は、日々の業務で素晴らしい働きをした社員を讃えるイベントです。
それと同時に、社員のモチベーションアップや、会社の方向性の調整、他部署との関わりなど、さまざまな目的を秘めたイベントでもあります。
表彰式の成功は、今後の業務の生産性向上に大きくつながるでしょう。
これから社内で表彰式を開催したいという企業の方は、ぜひ紹介した運営ポイントを参考にしてみてください。また、音響や映像に力を入れた表彰式にしたい場合は、プロのイベント会社への依頼がおすすめです。