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イベントに関する様々な記事を掲載しています。参考になることなど、あなたの想いに応えます。
社員総会、懇親会など、様々な社内イベントを定期的におこなっている企業は多いですが、何度も似たようなイベントが開催されて、マンネリ化を感じている方も多いでしょう。
そこで、今回は「謎解き」に焦点をあてて、謎解きの魅力とメリットについて解説をしていきます。
謎解きイベントはクイズ大会とはまた違った魅力があるので、企画のアイデアにお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
社内イベントがマンネリ化していませんか?
人事労務分野の情報機関である産労総合研究所の「2020年 社内イベント・社員旅行等に関する調査」によると、社内イベントを業務の一環としておこなっている企業は9割を超えています。
参考:産労総合研究所|2020年 社内イベント・社員旅行等に関する調査
このように、現代の企業には欠かすことのできない社内イベントですが、多くの企画担当者を悩やませているのが、「イベント内容のマンネリ化」です。
社内イベントを開催することで、社員同士のコミュニケーションの活性化やモチベーションの向上が期待できます。
しかし、イベントが毎回似たような内容になると、イベントの流れが予測しやすくなり、飽きを感じて参加意欲が湧かなくなるという問題が起こります。
参加意欲がなくなるとイベントで得られる効果も薄くなってしまうので、社員に飽きられないユニークなイベントを企画するのが非常に大切となるでしょう。
社内イベントに謎解きをすすめる理由
社内イベントには、社員総会、懇親会、忘年会、スポーツ大会など、バリエーション豊富で魅力的な企画がたくさんあります。
いろいろなイベントを企画して、すでに頭打ちになっている方もいらっしゃるかもしれませんが、数ある社内イベントの中でも「謎解き」は非常におすすめです。
なぜ謎解きが社内イベントに適しているのかを、7つの視点から説明していきます。
チームビルディングが構築できる
基本謎解きイベントは、チームでミッションをクリアする構成が多い傾向にあります。
その大きな理由は、チーム一丸となって問題を解くほうが、チームビルディングの構築をしやすいからです。
問題の設定をギリギリ解けるか解けないかの難易度にすることで、チームの役割分担や密な情報共有など、職場ではなかなか実践できなかった連携を取れるようになります。
この経験を得ることでチームワークが強化され、今後より質の高い仕事ができるようになるでしょう。
初心者でも安心して楽しめる
謎解きの問題はクイズのような専門知識よりも、「知恵」や「ひらめき」を求められるものが多いのです。
なので、ある程度の知識があれば初心者でも気軽に楽しめるのが大きな魅力となっています。
参加者によって作成する問題を工夫する必要はありますが、謎解きイベント初参加の方がいれば、ルールのわかりやすい「脱出ゲーム」などを企画すると参加者全員で盛り上がれるでしょう。
非日常感と特別感がある
謎解きイベントは、企画内容によって非日常感を味わうことができます。
例えば、怪盗になりすまして美術館のお宝の謎を解く、列車の中に仕掛けられた爆弾を解除する、脱出不可能と呼ばれる監獄からばれずに脱出するなど、日常ではありえないシチュエーションをイベントに取り入れられます。
これらのストーリーに制限時間などの縛りを設ければ、普段ではなかなか感じられないハラハラやワクワクを体験することも可能です。
また、オンラインの謎解きイベントを開催すれば、設定次第で自分が主人公になったかのような特別感を味わうこともできます。
イベントコンテンツとして使いやすい
謎解きイベントは、室内や特定のエリア内でおこなうオフライン、Web上から参加できるオンラインなど、多種多様なスタイルを選択できます。
また、目的の内容によっては制限時間なしの謎解き設定もできるので、いつでもどこでも参加ができ、イベントコンテンツとして使いやすいのが大きな魅力です。
時間に縛られない柔軟性のあるイベントにすれば、時間にもゆとりが生まれ、参加者同士の会話も弾むことでしょう。
マンネリ解消になる
謎解きイベントを開催することで、参加者は多くの気づきや達成感を得られます。
例えば謎解きイベントには、謎を解き進める中で出会う多種多様な仕掛け、物語を構成する精巧な計算、複雑に絡みあった謎が1つにつながる瞬間など、機械的に考えるのではなく、自分自身で一生懸命知恵をふりしぼって答えを出すステージがいくつもあります。
このような気づきや達成感は仕事にも大きな刺激を与え、イベントのマンネリ化解消にもつながるでしょう。
クオリティが高い
前述のように謎解きは知識量ではなく、「知恵」や「ひらめき」を利用して問題を解きます。そのため、クイズ大会よりもクオリティの高いイベントになるケースが多いです。
例えば、クイズ初心者に人気のあるリアル脱出ゲームでは、「会場」、「ストーリー内容」、「構成」、「謎解き」などをしっかり考えたうえでイベントを企画します。
様々な謎を解き明かした情報から大きな謎を解くという構成なので、はじめての謎解きイベントを企画する企業にとっては少々ハードルが高く感じるかもしれません。
そのような時は、謎解きイベント会社などの専門業者に謎解きの構成や流れを依頼をしたほうが成果の高い結果が得られる可能性が高いです。
会場探し、ストーリー構成、問題作りなどに多くの時間を割いてしまうと作業パフォーマンスの低下にもつながるので、自社とイベント会社の費用対効果をよく考えたうえで依頼すべきか検討してみましょう。
イベント準備の労力を削減できる
謎解きイベントはオフラインだけでなく、オンライン開催もできるのが大きな魅力です。
オフラインのイベント開催には、会場探しや設置器具の手配など、労力だけでなく費用もそれなりにかかってしまいます。
しかし、謎解きイベントを完全にオンラインにすれば、設定次第で手間や費用を大幅に削減することが可能です。
また、謎解きイベント会社に業務を依頼する際も、オンラインイベントにすれば運用工数が削減されるので、費用対効果の高いイベントを開催できるようになるでしょう。
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公開日:2023.07.04
一般的な「会議」には堅苦しいイメージが伴い、業務効率やコミュニケーションに課題があることも多いのではないでしょうか。
そこで現在、非日常的で開放感のある環境で行う「オフサイトミーティング」が注目を集めています。
自社にオフサイトミーティングを取り入れる場合、あらかじめ概要などを理解・把握しておくとスムーズな実施が可能です。
本記事では、オフサイトミーティングの目的やメリット・デメリット、開催のポイントなどを解説します。
これから実施しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
社内イベントに謎解きがおすすめな理由を解説しました。
謎解きイベントはオフライン、オンラインのどちらでも対応ができ、コンテンツとしても使いやすい柔軟性が大きな魅力です。
社内イベントのマンネリ化解消にぴったりの企画ですが、イベント目的によっては大きな手間や費用がかかる場合もあります。
そのような時は、費用対効果などを考えたうえでイベント会社に業務を依頼することを検討してみましょう。