コラム
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イベントに関する様々な記事を掲載しています。参考になることなど、あなたの想いに応えます。
IT化やリモートワーク増加に伴い、社内のコミュニケーション力低下が懸念されています。
コミュニケーションを活発にするにはさまざまな方法がありますが、特におすすめなのが社内イベントです。
社内イベントを検討する場合、ゲームで楽しめるイベントの実施を考えている方も多いかもしれません。
最近では非接触の現状も徐々に緩和されてきています。
そこで今回は、オンライン、オフラインといった状況別による、おすすめのゲームイベントを紹介します。
目次
社内イベントが必要とされる理由
まずは、社内イベントが必要とされている理由を理解しておきましょう。
ここでは、企業で社内イベントをおこなう必要性について説明します。
社内イベントが必要な理由として挙げられるのは、主に下記の3点です。
●コミュニケーションの不足
●離職率の増加
●集中力やモチベーションの低下
それぞれ解説します。
コミュニケーションの不足
近年、企業における社員同士のコミュニケーション不足が深刻な問題となっています。
社員同士のコミュニケーションが不足すると、スムーズな情報共有ができず、業務の遅延やミスが発生しやすくなります。
また、お互いの信頼関係が希薄になり、職場のストレスが高まる可能性もあります。
効率の低下や離職など、企業全体の問題につながる場合もあるため、積極的にコミュニケーションをとることが重要です。
離職率の増加
離職率の増加も社内イベントを必要とする理由の一つです。
特に若い世代では転職に対するハードルが下がり、仕事に求めるものが多様化していることが背景にあります。
社員が長期的に企業に携わり、意欲的に業務に取り組んでいくためには、ストレスが少なく打ち解けやすい職場環境が必要です。
また、社員同士の交流を深めて、職場におけるチームワークや協調性を向上させることも大切です。
集中力やモチベーションの低下
長時間労働やストレスを抱えやすい環境下では、社員の集中力やモチベーションが低下することが多いでしょう。
集中力が低下すると、業務の効率が悪化したり、ミスの頻度が高まったりするリスクがあります。
また、モチベーションが低下すると、仕事に対する意欲や興味が減退し、業務の質や生産性が落ちる可能性があります。
集中力やモチベーションが低い状態では、ストレスや疲れが蓄積されやすくなり、さらに低下するといった悪循環に陥ることも多いです。
そのため、企業はさまざまな取り組みをおこなって、社員のモチベーションを高める必要があります。
ゲームイベントを企画しよう!
社内のコミュニケーション不足や離職率の増加、モチベーション低下などの問題の解決には、ゲームイベントの実施が大変有効です。
社内でゲームイベントをおこなう場合、あらかじめ企画や準備などのポイントを把握しておくとスムーズに進められます。
ゲームイベントをおこなうポイントは下記になります。
●内容と日時を計画する
●場所や必要ツールの準備をおこなう
●ゲームをおこなう目的を共有する
●実施後は振り返りも忘れずに
それぞれについて説明します。
内容と日時を計画する
まずは、ゲームイベントの内容や日時を計画します。
さまざまなゲームの種類がありますが、その中から自社の状況や環境に適した内容のものを選ぶことが大事です。
おおよその参加人数や年齢層、予算などを把握し、オンラインかオフラインか、自社でおこなうのか外部に委託するのか企画初期の段階で決めておきましょう。
また、社員の都合を考慮し、おこなう日時を早めに決定しておく必要があります。
場所や必要ツールの準備をおこなう
内容や日時が決まったら、ゲームイベントを実施する場所を決めます。
特にオフラインでおこなう場合、場所決めは大変重要です。
社内で開催するのか、会場をレンタルするのかなど、人数や予算に応じて決めていきましょう。
さらに、オンラインでおこなう場合は、必要となるツールを準備しておかなければいけません。
ゲームをおこなう目的を共有する
企画の際は、ゲームをおこなう明確な目的を決めて社内に共有することが大切です。
まずは、今社内が取り組むべき課題や、ゲームイベントの実施でどんな効果をもたらしたいのか、といった点を中心にしっかり目的を定めておきましょう。
決めた目的と期待できる効果を社員全体に周知させることによって、理解が得やすくなります。
また、ほかの準備や当日の進行もスムーズにおこなえるでしょう。
実施後は振り返りも忘れずに
ゲームイベント終了後は、振り返りの時間を設けることをおすすめします。
目的が達成できたか、改善点はなかったかなど、参加者同士で感想や意見を出し合ってまとめておくことで、次回の実施に役立ちます。
状況別おすすめゲームイベント20選
企画するゲームイベントは、オンラインでもできるものや、オフラインで体を動かすものなど多種多様です。
ここからは、状況別のおすすめゲームイベントを紹介します。
オンラインでできるゲームイベント
ここでは、オンラインでできるゲームイベントを5つ紹介します。
1.謎解き脱出ゲーム
「謎解き脱出ゲーム」は、ビデオチャットツールを利用してストーリーに沿った謎を解き明かしながら脱出を図るゲームイベントです。
チーム制でおこなうケースが多く、脱出するにはメンバー同士の連携や協力が必要不可欠となります。
そのため、コミュニケーションだけでなく、チームビルディングの形成にも効果があります。
2.推理ゲーム
「推理ゲーム」は、主人公になりきって物語を追体験するタイプのゲームイベントです。
一人で進む場合もあれば、参加者同士で協力するシーンもあり、犯人探しを楽しくおこなうことができます。
3.おうちにあるものしりとり
「おうちにあるものしりとり」は、しりとりを自宅にあるもの限定でおこなうゲームイベントです。
ビデオ通話を使用し、例えば、「しりとり」の「り」から始めたら、「リュック」「くつ」「つまようじ」という具合で順番に実物を持ってきてカメラに映していきます。
制限時間は30秒~1分程度に設定しておくと進行がスムーズです。
4.ワードウルフ
「ワードウルフ」も、社内でおこなうゲームイベントにおすすめです。
このゲームでは、みんなであるお題について雑談をする中、みんなとは異なるお題を与えられた少数派の人を探し出します。
騙し合いのゲームになるため、参加者それぞれの性格が垣間見えてコミュニケーションのきっかけになりやすいでしょう。
5.LINE謎解き
「LINE謎解き」は、LINEの「自動返信機能」を利用するゲームイベントです。
まず、事前に問題の答えや特別なキーワードを設定しておきます。
それらがユーザーから送信されると、特定のメッセージや画像、動画を送信する仕組みです。
LINEアプリが入っているモバイル端末があれば謎解きゲームができるので、費用を抑えることができます。
また、1つの謎を解いたら次の謎が自動で出現するシステムとなっており、それぞれ好きなタイミングで参加可能です。
オフラインでできるゲームイベント
次に、オフラインでできるゲームイベントを5つ紹介します。
6.マシュマロチャレンジ
「マシュマロチャレンジ」は、パスタやテープ、ひもなどの決められた道具だけを使ってできるだけ高い塔を建て、マシュマロをその上に乗せて高さを競うゲームイベントです。
マシュマロを高い位置に乗せるという目標に向かってチームで協力し合う、チームビルディングに最適なゲームと言えるでしょう。
7.ボードゲーム
参加者が4〜5人のグループに分かれて、「ボードゲーム」で遊ぶイベントもおすすめです。
毎回グループメンバーを変えながらおこなうと、多くの社員同士の交流が図れます。
さまざまな種類のボードゲームがありますが、「人生ゲーム」や「カタン」など比較的ポピュラーなものを選ぶとよいでしょう。
8.カードゲーム
4人ほどのグループに分かれておこなう「カードゲーム」も、ゲームイベントになります。
「ポケモンカードゲーム」や「デジモンカードゲーム」はもちろん、「トランプ」で大富豪などをやっても盛り上がります。
9.宝探しゲーム
「宝探しゲーム」は、隠された宝を地図などのヒントを頼りに探し出すゲームイベントです。
チームを組んでおこなう場合が多く、協調性の育成に効果があります。
10.サバイバルゲーム
「サバイバルゲーム」は、チームメンバーと協力しながら敵チームと戦って勝利を目指す、疑似的に戦闘を楽しむゲームイベントです。
ゴールが明確なため、チームビルディングに高い効果があります。
共通でおこなえるゲームイベント
オンライン・オフライン共通でおこなえるゲームイベントを紹介します。
11.ビンゴゲーム
ゲームイベントと言えば「ビンゴゲーム」という方も多いでしょう。
ビンゴゲームは、ビンゴカードに書かれた数字が、縦、横、斜めのいずれか1列で揃えば「ビンゴ」となって景品がもらえるという簡単なルールです。
誰でも参加できて、ビンゴカードの数字を違うものに変えるといったアレンジのしやすさも魅力です。
12.人狼ゲーム
「人狼ゲーム」は、村人陣営と人狼陣営に分かれた参加者が勝利を目指して戦うゲームイベントです。
村人はすべての人狼を、人狼はすべての村人をやっつけることで勝利が決まります。
最初に振られた役職は自分だけしか見ることができないため、会話を通して相手を信用したり疑ったりして自分たちの陣営の勝利を目指していくことになります。
そのため、会話を中心としたコミュニケーションゲームと言うこともできるでしょう。
13.謎解きゲーム
「謎解きゲーム」は、参加者が物語の主人公となって謎解きを進めていき、物語のクリアを目指すゲームイベントです。
チームを組んで謎を解いていくことによって、コミュニケーションの活性化が可能です。
14.伝言ゲーム
お題となる言葉を先頭から順に耳打ちで伝えていく「伝言ゲーム」も、社内で盛り上がるゲームイベントの一つです。
参加することで、物事を正確に伝えたり受け取ったりすることの難しさが理解できるでしょう。
15.ジェスチャーゲーム
「ジェスチャーゲーム」は、言葉を使わずに、身振り手振りだけで特定のお題を表現するゲームイベントです。
ゲームを通じて、言語以外のコミュニケーション能力を向上させることができます。
16.質問ゲーム
「質問ゲーム」は、ペアの相手とお互いに質問を繰り返し、最後に相手について分かったことを発表するゲームイベントです。
決められた時間内にどれだけ会話を重ねられるかどうかがポイントになるため、コミュニケーション能力の向上に効果があります。
17.似顔絵当てゲーム
「似顔絵当てゲーム」は、お互いの似顔絵が誰の似顔絵なのかを当てていくゲームイベントです。
社内関係者や芸能人など、全員が知っている人物をお題にすることで、コミュニケーションをとりながらみんなで楽しむことができます。
18.自分史ワーク
「自分史ワーク」は、自分の過去や経歴を話し、後でみんなから質問を受けるゲームイベントです。
各社員の価値観や仕事に対する考え方などを知るきっかけになり、業務上のコミュニケーションにも大いに役立ちます。
19.条件プレゼンゲーム
「条件プレゼンゲーム」は、チームごとに指定された条件キーワードを含むプレゼンをおこなうゲームイベントです。
お互いに協力しながらプレゼンを成功させることで信頼関係が生まれ、コミュニケーションが円滑になります。
20.ドミノ
おなじみの「ドミノ」も、社内のゲームイベントにすることができます。
制限時間内にドミノプレートを並べ、途切れることのないように一気に倒していきますが、長さ勝負・時間勝負など勝敗のポイントを決めればアレンジしやすくなるでしょう。
緻密で正確な仕事をしなければいけないため、お互いのコミュニケーションが必須となります。
自社企画が難しい場合はプロに依頼!
盛り上がる楽しいゲームイベントにするには、企画・準備から開催に至るまで円滑におこなう必要があります。
しかし、時間や人員が足りないなど自社での実施が難しい面もあるでしょう。
そういった場合、イベント会社など外部のプロに依頼する方法をおすすめします。
企業のゲームイベントに精通しているイベント会社なら、予算や人数、希望に沿ったゲームイベントの提案・実施が可能です。
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公開日:2023.07.04
一般的な「会議」には堅苦しいイメージが伴い、業務効率やコミュニケーションに課題があることも多いのではないでしょうか。
そこで現在、非日常的で開放感のある環境で行う「オフサイトミーティング」が注目を集めています。
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本記事では、オフサイトミーティングの目的やメリット・デメリット、開催のポイントなどを解説します。
これから実施しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は、オンライン、オフラインの状況別、また共通で実施可能なゲームイベントのおすすめを紹介しました。
さまざまなゲームイベントがありますが、目的に応じたものを選ぶことが大切です。
また、自社での実施が難しいなら、イベント会社への依頼がおすすめです。
コミュニケーションが活発になるゲームイベントの実施を考えている場合、ぜひ参考にしてみてください。