実例紹介
CASE STUDY
オンラインからオフラインまで、実際に当社のイベントを実施した様子を掲載しています。
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課題
・テレワークが導入され、普段から交流が少ない部署も多い
・勤務体系が異なり、対面でコミュニケーションをとることが難しい
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実施内容
・平日の終業後にZoomを使用してのオンライン交流会を各部署ごと、全18回実施。1部署あたり30人前後が参加
・1つの部署内を3~4チームに分け、社員同士が会話をし交流できる時間を作るとともに、ゲームにより獲得ポイントを競い合うような構成
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結果
・社員468人、ご家族86人が参加
・事後アンケートでは、イベント満足度88%、コミュニケーション活性化に有効という回答が96%を記録
・オンラインツールの操作についてもネガティブな意見は出ず、ご家族やペット・趣味も紹介でき、みんなが楽しめるイベントとなった
オンラインでコミュニケーション活性化につながるのか
実施するオンラインイベントが周年行事や方針発表等であれば、大人数での一斉開催でも目的は達成されます。 しかし、目的がコミュニケーションの活性化や部署内交流の場合はいかがでしょうか。
オンライン上で大人数が一斉に参加しても一人ひとりが話をする機会をつくるのは容易ではなく、目的に沿ったイベントにならない可能性があります。
この記事でご紹介するイベントは、目的が「社員同士の親睦」ですが、全社員数2000人を超えています。
1回のオンラインイベントで2000人が同時に参加すると、個々人の交流にフォーカスを当てづらいため、部署ごと(少人数参加)の複数開催をご提案しました。
では、どのように大人数を対象に親睦を深めたか。
少人数でのコミュニケーションのために工夫したことや、満足度を上げるために気を付けたことをご紹介します。
『オンラインだと発言しづらい』課題を解決
全18回を同一プログラムで実施をするため、構成には特に気を配りました。
今回は部署内での交流が目的のため、お互いを知るきっかけづくりとして発言できる機会を増やす工夫をしました。
具体的にはアイスブレイクでチームごとに自己紹介をする際、運動会屋スタッフが進行役として入り、同じ趣味の人をつなげたり、面白いエピソードを聞き出すなど、全員に発言していただくことを重視しました。
また、競技として行ったクイズでは、回答をチームで話し合って決めるような問題にすることで、個人戦になりがちなクイズを団体戦にしました。
上述のように会話しやすい工夫を入れて、「はじめまして」も「久しぶり」の方も気軽に楽しく参加し、発言できるような構成にしました。
新入社員が勇気を出して一人で参加してくれたときも、楽しんで参加してもらえた、という結果につながりました。
今回は時間の関係で行いませんでしたが、閉会式でイベントの振り返りをチームごとに行うことや、二次会としてオンライン懇親会を行うこともオススメです!
新たな一面を発見し、イベント後のコミュニケーションにも効果を
参加者の発言量を確保したとしても、話すことが苦手な方ももちろんいらっしゃいます。そこで、メインMCから参加者への問いかけを多くしたり、上長にスポットを当てた企画を取り入れました。
・該当者にスポットを当てメインMCによるミニインタビュー
自己紹介を一人で話すことには限界がありますが、MCを介し気楽に会話をすることでパーソナルな部分を引き出しました。
趣味のお酒が背景に映っていたり、ペットを抱いているとMCからインタビューが入ります。お話が苦手な方でも好きなものについて聞かれると表情もやわらぎ、話しやすい雰囲気が作れます。
・上長へスポットがあたり、意外な一面を参加者に見せる
上長にスポットを当てた企画については2つ。
1、幼少期の写真を当てる
社員のみなさんの幼少期の写真を何枚か借りて、その中から上長の幼少期の写真を当てるクイズ
2、早口言葉にチャレンジ
上長のみなさんに早口言葉に挑戦してもらい、完璧に言えるのは誰かを当てるクイズ
普段とは違った上長の素顔が垣間見え、早口言葉に四苦八苦する姿は参加者の笑いを誘い、場がなごみます。
場の盛り上がりと合わせ、上長の印象が変わり、後日声をかけやすくなったり、仕事へも良い影響をもたらします。
少人数だからこそ手厚くフォロー、操作ができず参加しづらい課題を解決
オンラインイベントは、Zoomという会議ツールを使用することが多く、本イベントにおいてもそうでした。
普段、こうしたオンラインツールを使っていない方は、その操作に少し戸惑うかもしれません。
そこで、本イベントでは全員の接続が完了したあと、操作についての説明を行いました。最低限使用するマイクやビデオのON・OFF、画面操作などについてです。運営サイドからは全員の顔が見えるため、不具合がある方や困っていそうな方は直接お声がけやチャット機能で対応させていただきました。
また、画面の見え方に問題がないか、スマートフォンでの参加の場合の操作についてなど、その都度、必要なタイミングで案内をしました。
後日行ったアンケート結果では、操作についてネガティブな意見は一切ありませんでした。これもストレスなくイベントに参加いただくために、大事なポイントです。
もちろん、今回は少人数だからこそできる方法で、大人数の場合は一人ずつ声かけはできません。大人数時の方法についてはまた別の機会でご紹介できればと思います。
大人数では親睦が取りづらい課題を[少人数チーム×複数開催]で解決
2000人という大人数での一斉参加では、どうしても視聴型になり一人ひとりが「参加した」という感想を抱くことが難しいかもしれません。今回は少人数チームで参加していただき、複数開催することで「参加者が大人数の場合、コミュニケーションのとれるオンラインイベントができない」という課題もクリアしました。
今回は事前にお客様にヒアリングし、このような開催方法になりました。みなさまの会社に全て当てはまるわけではありません。イベントの開催目的や状況などに合わせて、最適なプランをご提案します。
他にも会場に集まる組とオンラインで各自宅から参加する組に分かれるハイブリッド形式もあります。また事前に川柳など作品を募集しておいて、当日、優秀作品を表彰するというような多種多様なコンテンツをご用意しています。
様々な方法で大人数でも職場のみなさんとコミュニケーションが取れる方法はあります。
この記事が大人数だけど参加者がなるべく会話できる機会をつくりたい方や、親睦を目的にイベントを開催したい方にとって参考になれば幸いです。
さらに詳しい情報をお求めの方はぜひお問い合わせの上、貴社のご状況もお聞かせください!
企業様情報
株式会社トヨタシステムズ
業界:IT
事業内容:ITシンクタンク、コンサルティングトータルITソリューション
所在地:愛知県
イベント参加人数:554人
実施目的:部署内交流、親睦
実施したイベント:オンライン運動会(交流会)
HASHTAGS
担当者様のひと言
イベントを毎回より良いものにするため、都度の要求が多かったとは思いますが、応えていただきました。会が進むにつれて完成度が上がり、事務局も楽しく参加や見学をさせていただきました。集客は難しかったですが、参加いただいた方にはかなり満足いただけました。
運動会屋のひと言
会によって参加者のキャラクターが異なるため、盛り上がるゲームやポイントも違うので毎回新鮮でした。また、会を重ねる毎にイベントの精度は上がることはメリットですね。 また、少人数だからこそ、会話主体のゲームや上長との交流により、その会ごとに参加された方には印象的なシーンを残せたと思います。